がんのスクリーニング検査に興味があっても、「病院に行く時間がない」「病院での検査は恥ずかしい」と受診をためらっている方は少なくありません。
GME検査は、ご自宅でがんのスクリーニング検査ができる郵送検査です。検査結果は最短で4日程度と、スピーディーな検査を実現しています。
また、土日祝もお問い合わせや検査キットの注文・発送が可能です。
仕事や家事、プライベートなどで忙しく、がんの検査を受ける時間がない方にとって画期的なサービスといえるでしょう。
本記事では、GME検査の概要や特徴、利用方法について詳しく解説し、GME検査に関するよくある質問を紹介します。
初めて郵送検査を受ける方は、ぜひ参考にしてみてください。
GME検査(GME医学検査研究所)の基本情報
GME検査は、自宅で手軽に受けられる郵送検査です。がんのスクリーニング検査をはじめ、性病検査、COVID-19検査、心疾患検査まで幅広く対応しています。
検査キットの申し込みから検査結果の確認まですべてウェブや電話で完結するため、医療機関を受診する必要はありません。
そのため、仕事や家事などで忙しい方でも、都合のよいタイミングやスキマ時間を利用して検査を受けられるでしょう。
ここからは、GME検査の概要についてお伝えします。
商品名
GME検査には、さまざまな検査キットの種類があります。
下記は、がんのスクリーニング検査に関する検査キットの商品名、検査項目、検査結果の所要時間です。
対象者 | 商品名 | 検査項目 | 検査結果の所要時間※ |
---|---|---|---|
男女共通 | オススメがん検査 | 胃がん(ピロリ菌)、 肺がん、大腸がん | 1~4日後 |
胃がん予防検査 | 胃がん(ピロリ菌) | 2~3日後 | |
肺がん検査 | 肺がん | 3~4日後 | |
大腸がん検査 | 大腸がん | 1~2日後 | |
女性 | 女性のがん検査 | 子宮頸がん、HPV、 胃がん(ピロリ菌)、 大腸がん | 1~4日後 |
子宮頸がん+HPV検査 | 子宮頸がん、HPV | 2~4日後 | |
子宮頸がんリスクチェックHPV検査 | HPV検査 | 2~4日後 |
料金
GME検査には、2つの料金タイプがあります。
はじめて検査を受けられる方や摂取が不安な方におすすめです。摂取に失敗した場合でも、採り直しキットが無料で届きます。
郵送検査に慣れている方やリピーターの方には、費用が抑えられるローコストパッケージがおすすめです。採取に失敗した際は、採り直しキットを購入する必要があります。
下記は、商品別スタンダードパッケージ、ローコストパッケージの料金です。
対象者 | 商品名 | スタンダード | ローコスト |
---|---|---|---|
男女共通 | オススメがん検査 | 16,430円 | 14,510円 |
胃がん予防検査 | 7,000円 | 6,310円 | |
肺がん検査 | 4,900円 | 4,260円 | |
大腸がん検査 | 5,950円 | 5,280円 | |
女性 | 女性のがん検査 | 20,790円 | 18,420円 |
子宮頸がん+HPV検査 | 9,510円 | 8,370円 | |
子宮頸がんリスクチェックHPV検査 | 6,580円 | 5,490円 |
検査項目
下記の表は、商品ごとの検査項目と採取検体です。
対象者 | 商品名 | 検査項目と採取検体 |
---|---|---|
男女共通 | オススメがん検査 | 胃がん(ピロリ菌):便 肺がん:喀痰(3日分)大腸がん:便(2日分) |
胃がん予防検査 | 胃がん(ピロリ菌):便 | |
肺がん検査 | 肺がん:喀痰(3日分) | |
大腸がん検査 | 大腸がん:便(2日分) | |
女性 | 女性のがん検査 | 子宮頸がん:子宮頸部擦過物HPV:膣分泌物胃がん(ピロリ菌):便 大腸がん:便(2日分) |
子宮頸がん+HPV検査 | 子宮頸がん:子宮頸部擦過物HPV:膣分泌物 | |
子宮頸がんリスクチェックHPV検査 | HPV:膣分泌物 |
支払い方法
GME検査の支払い方法は、クレジットカード決済、銀行振込、代金引換から選べます。
申し込み方法で対応している支払い方法が異なります。
支払い方法 | 申し込み方法 | 備考(発送・手数料など) |
---|---|---|
支払い方法 | 申し込み方法 | 備考(発送・手数料など) |
クレジットカード決済 | Web:〇可能電話:✕不可FAX:✕不可 | 即日発送。ヤマト運輸、または日本郵便から発送。 |
銀行振込 | Web:〇可能電話:〇可能FAX:〇可能 | 入金確認後、発送。振込手数料はお客様負担。配送会社はヤマト運輸、日本郵便。 |
代金引換 | Web:〇可能電話:〇可能FAX:〇可能 | 即日発送。佐川急便の代金引換便にて対面受け取り。郵便局留めも可能。 |
送料
送料はもちろん、代金引換の手数料も無料です。銀行振込の場合のみ、振込手数料をご負担ください。
返品の有無
キャンセル・返品については、連絡をするタイミングにより、料金や方法が異なります。また、返品は未開封の場合に限ります。
タイミング | 料金 | 備考 |
---|---|---|
キット発送前 | キャンセル料なし | 発送予定日の15時までに連絡 |
キット発送後 | キャンセル手数料(2,000円)+返送時の送料 | 一度商品を受け取り、注文日より14日以内に連絡 |
受け取り拒否・保管期限切れ | キャンセル手数料(2,500円) |
なお、受け取り拒否および保管期限切れによるキャンセル料は、2,500円(税込)です。
お問い合わせ番号
電話でのお問い合わせ先は、下記のとおりです。
- フリーダイヤル:0210-212-912
- 携帯電話からのお電話:027-310-7000
受付時間は10~19時で、土日祝を含む365日対応しています。
GME検査の特徴
ここからは、GME検査の4つの特徴を紹介します。
それぞれの特徴について詳しく解説します。
充実のサポート体制
GME検査では、充実したサポート体制を整えています。
検査キットの選択に迷っている方や、検査についてわからないことがある方に向け、電話での相談に対応しています。
また、公式ページには採取方法を詳しく説明する動画や静止画があるため、初めて自己採取する方も安心でしょう。
そのほか、万が一、陽性結果が出た場合には、近隣の協力医療機関でスムーズに診察・治療が受けられるサポート体制を整えています。
協力医療機関を受診する際は、GME検査の検査結果報告書をご持参ください。
365日の検査体制
GME検査は、365日体制で検査を実施しています。
自社の検査施設に集められた検体を迅速に検査し、スピーディーな検査結果の報告につなげています。
また、検査のみならず、年中無休でお問い合わせや検査キットの注文・発送が可能です。
信頼性と安全性が高い
GME検査は、信頼性と安全性が高い検査です。
検査は、法律で定められている施設基準や検査体制を満たした施設のみ許可される「登録衛生検査所」で、国家資格を有する臨床検査技師が担当しています。
また、最新の検査機器の導入や、徹底した精度管理の維持にも力を入れています。
そのほか、採取器具は再利用ができない構造の「使い捨ての医療器具」を採用しているため、再使用によるウイルス感染の危険はありません。
検査結果が出るまで早い
検査結果が出るまでの時間が早いことも、GME検査の魅力です。
できる限り早く病気に対する不安を解消したいとの思いから、最短で検査結果の報告ができる体制づくりに取り組んでいます。
注文から結果確認までは、最短で4日程度となっています。
GME検査の利用方法
GME検査の利用方法は、下記のとおりです。
- STEP 1:公式ページから注文
- STEP 2:検査キットが届く
- STEP 3:検体を採取する
- STEP 4:採取した検体を返送
- STEP 5:検査が終わるのを待つ
- STEP 6:検査の結果を確認
ここで、検査キットの注文から結果確認までの6ステップを詳しく紹介します。初めてGME検査を受けられる方は、ぜひ参考にしてみてください。
1:公式ページから注文
公式ページからご希望の検査を選び、検査規約に同意のうえ、注文フォームに必要事項をご記入ください。
そのほか、オペレーターによる電話での注文や、FAXで専用の注文用紙を送ることでも注文が可能です。
電話およびFAXで注文する際は、クレジットカード決済は利用できません。
2:検査キットが届く
指定の住所に検査キットが届きます。平日・土日祝を問わず15時までに申し込み・入金が完了した場合、検査キットは即日発送し、到着は最短で翌日です。
郵便局またはヤマト運輸サービスセンターでのお受け取りも可能です。荷物お問い合わせ番号と本人確認証をご持参ください。
代金引換を選択した場合は、佐川急便の代金引換便や郵便局の窓口支払いにて検査キットをお受け取りください。
3:検体を採取する
検査キットに付属されている採取方法説明書を確認のうえ、自身で検体を採取します。
公式ページに、採取方法を詳しく説明した動画や静止画があります。
初めて検査を受ける方やうまく採取ができるか不安な方は、ぜひ参考にしてみてください。
検査キットには使用期限があります。ご注文日より6か月以内にご使用ください。
4:採取した検体を返送
採取した検体は、検査申し込み書と問診票を同封のうえ、速やかに返送しましょう。
返送は、郵便ポスト、または郵便局の窓口が利用できます。
最短スケジュールを希望される方は、午前中にポストへ投函ください。
また、検査内容により、採取後24時間以内の返送を推奨している場合があります。
5:検査が終わるのを待つ
検査は、365日体制で専門の知識をもつ臨床検査技師がおこないます。
検査の所要日数は内容により異なりますが、1~4日程度です。
6:検査の結果を確認
検査結果は、インターネットまたは電話で確認できます。お手元に検査申し込み番号とパスワードをご用意ください。
注文から検査結果の判明まで、最短で4日程度です。
なお、個人保護の観点から、メール文面での結果通知はおこなっていません。
GME検査(GME医学検査研究所)に関するよくある質問
最後に、GME検査(GME医学検査研究所)に関するよくある質問を紹介します。
これらの質問について次章で詳しく解説します。
契約の条件はある?
GME検査を個人で受けられる方は、契約する必要はありません。
企業や自治体、店舗などが定期検査を希望する場合は、「1か月に3名(3つの検体)以上の検査の実施」と、「定期購入ご契約書の取り交わし」が必要です。
ご契約の流れは、申し込み後、詳しい資料とお見積書を送付します。
同封のお客様登録カードをご返送ください。契約書の受理後に契約が締結し、ご利用開始となります。
緊急の場合は電話対応は可能?
GME検査は、電話でのお問い合わせや購入が可能です。
年中無休の365日体制で、毎日10~19時まで対応しています。
疑問点や不明点などがある方はもちろん、どの検査を受けたらよいのか迷っている方も気軽に相談できる窓口があることも、GME検査の魅力の一つです。
生理中に採取しても大丈夫?
生理中に採取した検体でも検査は可能です。しかし、出血により検査の精度が下がる可能性があるため、できる限り生理中は避けた方がよいでしょう。
なお、不正出血は少量であれば検査に影響はありません。
検査結果はインターネットで確認可能?
GME検査の検査結果は、インターネットで確認が可能です。
パソコンやスマートフォンなどから結果確認専用サイトにアクセスし、ログインとパスワードをご入力ください。
検体が到着した日の18~19時前後から、確認画面でログインが可能になります。
まとめ
本記事では、GME検査について解説しました。
GME検査は、医療機関へ行かずに自宅でのがんのスクリーニング検査が可能です。
お問い合わせはもちろん、検査キットの発送・検査まで年中無休の365日体制でおこなうなど、業界随一のサービスの提供を目指しています。
また、アフターフォローにも力を入れており、万が一、陽性結果が出た場合、スムーズに診察や治療へ進めるよう、協力医療機関との提携に取り組んでいます。
がんは、早期発見・早期治療が非常に重要な疾患です。
しかし、「病院に行く時間がない」「病院での検査は恥ずかしい」などの理由で、がんの検査を後回しにしている方もいるでしょう。
がんのリスクを早い段階で把握するためにも、定期的なGME検査をおすすめします。
<参考リンク>
GME検査公式サイト