『がん治療のパラダイムシフトその2』:闘わないとは言うけれど
西洋医学は「がんと闘う」というモデルなのに対し、統合医療は「がんとの共存」をめざします
とあるひとたちは言います。
その一方で
「(治らないまでも)自然治癒力を高めて、がんをおとなしくさせましょう」
とか言います。
それに対して、なんかずっと違和感を持ってきました
それって、闘っていませんか?
口では「共存」といいながら、免疫力というものでがんを押さえ込もうとしているんですよね?
免疫力を高めて押さえつけるというのは、根本の深層心理としては、嫌だけど共存しようとか、仕方がないから一緒にやっていこうという感じでしょうか?
「がんがいやがる環境を作る」
それっていじわるして、追い出そうってこと?
「がんに囚われない生き方」
見て見ないふりや無視されるのも結構つらいものかも
無視したり、仲間はずれにしたりせず、仲間に入れてあげませんか?
同じあなたという大地から生まれ、おなじ肉体に暮らす生命体なのですから
ともに笑い、喜び、満たされながら暮らしませんか
そしたら、がん(テロリスト)も武器を置き、普通の青年や娘さんに戻るのではないでしょうか
普通のひとに戻る=テロリストはいなくなった、ってことですよね
「一瞬にしてがんが消える」~そういう奇跡的治癒~はこういうメカニズムで起こるのではないかと思います
全身広がっていたがんが元の普通の細胞に戻ったら、見かけ上、がんは見えなくなる=消えてしまうのですから